2026/10/10 01:05



ポーランド・クラクフ近郊のヴィエリチカ岩塩坑へ。今回の旅行記はこれで最後になります。

ここは、13世紀から700年以上にわたり岩塩が採掘されてきた、広大な地下空間。

長い年月をかけてできた岩塩の中に、坑道や礼拝堂、彫刻などが残されています。

ここで目にする「塩」は、食卓にある白い塩とは少し違います。

純粋な塩の結晶は透明ですが、天然の岩塩には砂や粘土など、さまざまな成分が含まれています。

そのため、白だけではなく、灰色や緑がかった色など、場所によって異なる表情を見せます。


その岩塩を、鉱夫たちは自らの手で掘り、削り、彫刻や礼拝の場をつくってきました。このシャンデリも塩で出来ています。

特に印象に残ったのは、地下深くにある聖キンガ礼拝堂。


「塩を採るための場所」だった地下空間に、祈りの場がつくられ、長い年月を経て今も残されています。

岩塩と向き合ってきた人々の手仕事を見ながら、
espressivoで扱っている素材についても、ふと考えました。

自然から生まれた素材には、それぞれの美しさや個性がある。
それを見つけ、暮らしの中で愉しめる形にしていく。

そんなことを、旅先で改めて考えた時間でした。

#ポーランド #クラクフ #ヴィエリチカ岩塩坑