2026/08/29 19:24



昨夜は、三越劇場で横内正さん主演『マクベス』のプレビュー公演を観劇しました。

舞台上だけでなく客席の通路まで使った立体的な演出で、俳優がすぐそばを行き交います。劇場全体が舞台になったようで、息づかいまで伝わる熱気に包まれていました。

舞台芸術には、現実でないと分かっていても、いつの間にかその世界へ引き込まれてしまう不思議な力があります。舞台装置や照明、衣裳、俳優の身体と声から、現実とは異なる世界が立ち上がってくる。その力を、改めて感じました。


今回、作品を制作したのは、三越劇場という特別な場所に展示するためです。

来年、開場100周年を迎える三越劇場。長い歴史と記憶を受け継ぎながら、今も現役の劇場として舞台芸術を届け続けています。

これからも人々を迎え、劇場として歩み続けてほしい。そんな願いを込めて作品を制作しました。


長い時間を重ねながら、受け継がれていくもの。その姿には、チャコール デオドライザーシリーズの考え方とも通じるものがあるように感じています。

そして今回、私の作品を「マクベス賞」に選んでくださったのが、主演の横内正さんです。作品のコンセプトにも共感してくださったそうです。

昨日は、その横内さんが「マクベスを演じた最高齢の俳優」としてギネス世界記録に認定される瞬間にも立ち会うことができました。


85歳とは思えない力強さ。よく通る声、澱みのないセリフ、舞台上の階段を軽やかに上り下りする姿に、長年の鍛錬の積み重ねを感じました。

舞台の素晴らしさとともに、ひとりの表現者が歩んできた時間の凄さも感じた一日でした。

公演は9月2日まで。


ギネス認定式の様子も記事になっています。

このような素晴らしい機会をいただけたことを、とても嬉しく思います。


*最後の写真は、この公演前日のゲネプロの休憩時に、ホール内で撮影させていただいたもの。ステージの青い照明が、作品に怪しさを与えています。

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