2025/12/05 09:34



11月30日、カンボジアの首都プノンペンにて、カンボジア・日本 友好関係締結70周年イベント「国際交流文化祭2025」が行われ、フラワー外交の一環として、チャコール デオドライザー ボタニカルを出展する機会をいただきました。



会場となった、ハイアット リージェンシー プノンペン ホテルには、カンボジア芸術文化省や日本大使館の方々などが出席され、その様子はテレビでも放送されたようです。



カンボジアの公用語は、クメール語。
私たち日本人にとっては、なかなか馴染みのない言葉ですし、彼らにとっての日本語も同様でしょう。

しかし、花やアート作品といった視覚から情報を得るものは、言葉を超えて瞬時に分かり合うための、非常に有効だと思うのです。
作品制作には、個々の感性や技術とともに、育った国のアイデンティティも影響します。そんな唯一無二のものを通して国際交流することは、とても素敵なことだと感じています。


9年前の12月に、アンコールワットがあるシェムリアップに行っていますが、若者ばかりで活気がある国だと感じていました。(若者が多いというのは、ポル・ポト政権下で大量虐殺があり、青年・壮年層が皆いなくなった・・・という悲惨な歴史があるからです)
今その若者たちが成熟し、カンボジアはとても発展しているとの現地報告をいただきました。

カンボジアと日本は同じアジアでありながら、全く異なる時代背景を持つ国です。
しかし世界が狭くなった今こそ、互いを分かり合うためにも文化交流が大切で、もっと言うならば、文化交流は平和への小さな小さな一歩でもあると思うのです。


今回の出展作品は、花の技術として特別に凝ったものではありませんが、espressivoならではのサステナブルとインテリア性と考えて、こちらの作品にしました。日本の米文化を、このような形にするのはespressivoくらいでしょうし、環境について考えるきっかけしていただけたら、それもまた嬉しいと思います。

この作品は国際交流文化祭のあと、カンボジア芸術文化省へ寄贈させていただきました。

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