フランスを代表するフローリスト・ジル ポティエ氏のお店へ行ってきました。

ジル ポティエ氏は、フランス国家から最高職人賞や芸術文化勲章を受賞されている唯一のフロリストです。

もう18年も前のことになりますが、日本橋三越で開催された彼の展覧会に行きました。

斬新で大胆、そして緻密な手仕事。まるでオブジェのような作品の数々に衝撃を受け、深く感動しました。

まだ花の仕事を始める前でしたが、花が現代アートになることに驚いたことを覚えています。

パリのお店は展覧会のような作品を販売するのではなく、いわゆる花屋さんです。

しかし、高品質で膨大な花の数々は圧巻！そして花材として使うのであろう、フルーツまで幾つもありました。

予約されている大きなアレンジ作品が、いくつもありました。

展覧会のような斬新な形ではありませんが、とても美しい作品の数々でした。

パリ滞在日数の関係で（生花は日本に持ち帰れない）花を買うことができないため、本（作品集など）がないかと聞いてみましたが、店頭にはありませんでした。

更にジル ポティエ氏は不在でした。

それでもお店に行くことができ、展覧会の感動を思い出すことができて良かったです。

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