【ウビガンの香水】

ウビガンの創業は1775年。世界で最も古い歴史を持つ香水ブランドのひとつ。世界で初めて香水に合成香料を用いて、香水の表現を広げたことも大きな特徴です。

1770年に14歳でフランスに嫁いだマリーアントワネットは、今でいうファッションリーダーでもありました。数々の逸話が残されていますが、植物が好きで特に花の香りがする香水好きだったことが知られています。

ウビガンが作る香水をとても気に入っていて、肌身離さず持ち歩いており、処刑されるときの服の中にも香水の小瓶3本があったそうです。

ナポレオンや英国王、ロシア皇帝などもウビガンの香水を愛用していたそうで、ダイアナ元妃も結婚式でウビガンの香水を纏っていました。

現代になって、ウビガン実店舗はしばらく無かったのですが、昨年パリ市内にオープンしました。白を基調とした清潔感のある明るい店内。幾つか香りを嗅ぎましたが、どれも洗練された美しい香りでした。事前に調べて気になっていた香水があったので、試してみて良かったら購入を検討しようかと思っていましたが、WEB限定商品とのことで、店頭にはありませんでした。

＊ダイアナ元妃の写真のみ、昨年訪れたときの写真です。

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