2025/09/28 09:48


【薬草の歴史とこれから】
チェルシー薬草園へ行ってまいりました。
この薬草園は、1673年にロンドン薬剤師会によって設立され、4,500種以上の薬用・食用・有用植物を栽培しています。



アロマの専門書には歴史として古代から世界中で植物の効能を活かして、生活に役立ててきたことが書かれています。
中国や日本でいう漢方、インドのアーユルベーダなどがそれに当たります。
世界各国、または地域によって使われている事例、症状別に植物が使われる事例などが書かれていました。


ひとつずつ説明を読んでいくことも興味深かったのですが、ただただ広い園内を散歩するだけでも、十分に気持ちがよい場所でした。
風が吹けば、ハーブ類の香りが漂ってきます。これは場所によって植物が様々なので、香りも変わってくるのです。
緑鮮やかな樹々は目を癒し、小さな花を見ては心が優しくなれる気がしました。


天気が変わりやすいロンドン。
途中で強い雨が降ってきたので最後まで見ることは出来ませんでしたが、薬草とは昔のものではなく、現代の製薬会社も多種多様な植物から抽出した化合物を使用して、医薬品の研究に励んでいることを知ることができました。


古くから人々に愛されてきた、静かに深い学びを得られるチェルシー薬草園。庭園としての美しさはもちろん、植物が持つ力や、人々がどのようにそれらと向き合ってきたかを感じられるとても豊かな場所でした


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