市販されているキッチンなどの家庭用洗剤に、オレンジのイラストや「オレンジエキス配合」「オレンジオイル使用」などと書かれているのを見かけます。

なぜならオレンジの皮には、油を分解する作用や消臭効果のある「リモネン」、水あかや石鹼などのアルカリ性の汚れを落とす作用がある「クエン酸」、コーティング作用がある「ペクチン」が含まれているので、オレンジの成分が使用されているからです。

今日はオレンジを食べた後の皮を使って、お掃除用洗剤を作りました。

オレンジの皮を15分ほど煮て、冷まして、煮汁を濾して、必要に応じて重曹を加えるだけ。

(重曹を加えた方が効果が上がります。)

オレンジの皮を煮ると、フレッシュな果実とは違った柑橘の香りが漂い、それもまた面白いです。

この作り方ではあまり日持ちせず、頑固な油汚れを落とすのは難しいかと思いますので、あくまでも自宅で日常的なお掃除に使うものです。

espressivoで商品化の予定はありませんが、天然成分の力は興味深いと感じ、身近にある植物の力を知っていただきたいと思って紹介しました。

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